副業をはじめるにあたって、簿記やFPの資格を取る人って多いですよね
おすすめされて簿記2級・3級をとってみました。
実際に取得してみてどうだったか、リアルなところを書いていきます。
- 何か始めたいけれどいきなり副業はハードルが高い
- 簿記を取りたいが、実際に役立つか知りたい
- 簿記の取得はどれくらいで取得できるか知りたい
実際にとってみてどうだったの?
これまで特に知識がなくても不便していませんでしたが、
「とって良かったことばかり!」でした。
「減価償却?何それ」みたいに知識はゼロでしたので、会計の基礎知識が本業で役に立ちました。
これまで苦手だった「BS」「PL」がよく分かるようになり、会議で発言する機会が増えました。経済ニュースも面白くなり、株でも財務諸表が少し分かるように♪
独学で取り組んだので時間はかかったものの、費用は書籍代+受験料のみで、コスパは抜群でした。
ただ一方で資格をとったからと言ってすぐに何かの副業につながるわけでないので、収入がプラスになったかというと「?」です。
メリット
- 会計の基礎知識はどんなことにも役立つ
- 財務諸表を読むことに抵抗が無くなる
- 独学でも取得できる
デメリット
- すぐに収入が上がるわけではない
- 勉強にはそれなりに時間がかかる(3級だけで充分だったかも)
会計の基礎知識はこの先ずっと使えるものなので、
いきなり副業はちょっと……という方にはぴったり!
簿記をどうやって学んだの?
答えはYouTube!
- 最初に店頭で初心者向けの教科書となる参考書を買います。
- 知識ゼロからなので、網羅性ではなく「わかりやすさ」を基準に選びます。
- 帰って早速とりかかるのではなく、参考書の項目に合わせて、まずYouTubeで該当の項目の内容を学びます。
- その後参考書を見ていくとあら不思議、なんか分かる!
- 簡単な参考書を2〜3周繰り返す。
- 問題集着手。最後の数週間で模擬テスト&時間配分の練習。
YouTubeだと聞いているだけなので、分からない項目も苦痛が少なく、
繰り返し聞いているだけで「こういうこうとか!」となんとなく理解できるようになります。
ご飯を作りながら、部屋を掃除しながら……と細切れの時間に聞いて、15分だけ参考書を読んで練習問題をする、とのんびり無理なく続けていました。
そうして参考書を1冊やりきると、基本は同じ参考書の2周目をスタート。(なんたって最初の頃学んだ項目はもう忘れてますから涙)
わかってきたところで問題集を開き、応用問題をとき続けます。
そして試験前の週末は予想問題集にトライ。問題を解く順番や時間配分の練習を行います。
2級の最後の方は週末がっつり勉強していましたが、無事取得できたときの喜びもひとしおでした。
▼かかった期間
- 3級 → 3ヶ月ほど
- 2級 → 半年ほど
※自身は物覚えが悪いのでこれくらいかかりましたが、人によっては1ヶ月位でマスターしている人も!基礎知識がある方はもっと早いです。
気をつけたほうが良いこと
それは申込み!申し込み開始日がわかったら即申し込むことがおすすめです!
簿記試験は年3回実施(6月・12月・2月)されます。
今の時期、試験会場では間隔を空けて座ることになるため、申し込みできる人数がぐっと少なくなっています。
3級申し込み時は、狙っていた商工会議所では満席だったので、家から離れたエリアの商工会議所へ申し込み。それも申し込み開始日の24時になって即申込みして受験資格を得ました。(翌朝には満席になっていました)
最近ではネット試験もできるようになったので、ダメだったらネットもありです。自身の場合は、紙に書き込みながら問題を解きたかったので試験会場で受けたくて何としても…!という気持ちで申し込みました。
使っていた教材&YouTube
滝澤ななみさんのものが、図やイラストが多く分かりやすかったです。
人によって好みがあるため、店頭で実際にパラパラめくってみて「これならできそう!」というものを選ぶと間違いないです。(図が多い方がいい、細かく説明しているものがいいetc)
同く滝澤ななみさんの問題集。これは可もなく・不可もなくでした。
ただ解答用紙がネットでダウンロードできるので、ipadでダウンロードし回答をペンシルで書き込んでいました。こうすると何周も解けるので便利♪
見ていたYouTubeは「ふくしままさゆき」さんの動画で、取得できたのはこの動画のお陰です。めちゃめちゃ分かりやすい!これから学ぶ方はぜひ一度は聞いてほしいです。
確かに資格勉強は収入に直接結びつくわけではないのですが、知識はずっと残るものです。「何を始めよう?」と迷っている方はまず簿記はいかがでしょうか。