マタニティ

出産レポート(昭和大学江東豊洲病院)

やまっこ

出産が終わったら書きたいと思っていた出産レポート!この先出産を迎える人の参考になれば…!

結論からいうと、事前準備は全く意味ありませんでした……。(涙)

一番必要なのは「体力づくり」。今回はそんな自身の初産の出産体験談です。

出産予定日を過ぎても生まれない!?

はじめての赤ちゃんは予定日を8日過ぎて生まれました。

「早く生まれたらどうしよう!?」と準備を早々に終えていただけに「こんなに生まれないものなの?」とヤキモキ。

赤ちゃんの体重もどんどん増えていて3500gに。あせって鍼灸・セルフお灸・ヨガ・散歩となんでも行っていました。

やまっこ

焼き肉を食べると生まれる、という都市伝説を見て焼き肉も食べに行きました。笑(たぶん効果なかった)

そうして予定日を1週間過ぎた頃、深夜お腹に異常な張りが。眠れぬ夜を過ごした後翌朝病院へ電話しました。

4月19日 

AM7:00 病院へ電話相談→入院の準備をして診察に来てほしいと言われる

AM9:00 診察終わり 軽めの陣痛・念の為入院へ

やまっこ

この時は、なかなか生まれなくて焦っていました。ですが、37週から41週までに生まれる人が90%近く、41週目に生まれる人は2割近くいるそうです。そんなに焦らなくてよかったかも。

病室(4人部屋):冷蔵庫やテレビがついています。

前駆陣痛→LDR室へ 痛みレベル ★★☆☆☆

(ここからは当日の携帯メモ。ちょっと書き足して記載しています。)

10:00 陣痛アプリで計測。陣痛が10分間隔をきる。ひたすら痛い。横になるよりは正座のほうがラク。

11:00 4人部屋の向かいの妊婦さんのうめき声が聞こえる。これからバルーン&陣痛促進剤を使用する会話が。自身は陣痛が痛すぎるので、これからどうやって耐えるか考える。(事前にyoutubeで練習した呼吸法&姿勢は効果なし)

12:00 初昼食。温かいごはんは嬉しいが、痛みで味を感じない。栄養補給的な感覚。痛みレベルは生理痛をひどくした感じ。(そもそも生理痛が重いのでこの時点ですでに死にそう)

13:00 張り具合を見る検査。陣痛の間隔が不規則になる。

14:00 前駆陣痛と診断。これからさらに痛みがひどくなると聞き絶望。ウトウトするが痛みがやってくる。

15:00-17:00 陣痛の間隔がまた短くなる。7分間隔。主人からの差し入れが届く。

18:00 痛みがさらに悪化。陣痛の合間にご飯を体に入れる。4分間隔。

19:00 LDR室へ移動。(地獄の一夜の始まり)

陣痛の計測にはアプリが便利でした。携帯のストップウォッチ機能でもはかれますが、見やすく使いやすいので、予め入れておくのがオススメです!(当日はアプリを入れる余裕ナシ)

地獄の一夜が始まった! 痛みレベル ★★★★☆

LDR室は広めの個室で、トイレや洗い場もついた快適なお部屋。

もとの病室へは生んだ後でないと戻れないと聞いたので、携帯や充電器、延長コード、テニスボール、水、リップなどを持って移動。こんな時用にエコバッグを持ってきていてよかったな。

20:00 LDR室で診察。子宮口は3cm。助産師さん入ったり出たり。主人は出産後2時間のみ面会可なので、キホン1人。テニスボールがお友達。お腹ではなく腰の痛みが徐々にひどくなる。

21:00〜1:00 数分おきに腰がメリメリ言うような痛み。「呼吸で痛みを逃す」アドバイスをもらうが、まったくムリ。声にならない声をあげながら1回の陣痛を耐える。時計を見ると数分しか経っていない。絶望。陣痛くるたびにテニスボールを腰に押し付けて耐える。子宮口は5cm程度。

子宮口全開&出産 痛みレベル ★★★★★

1:00〜4:00 赤ちゃんが出てこないため、帝王切開の可能性が出てくる。同意書へのサイン。点滴やいろいろな検査を急ピッチで行う。痛みで意識が朦朧としていたので、この辺りの経緯はあやふや。

4:00〜6:00 子宮口全開。赤ちゃんが降りてきているので、帝王切開は見送りと言われる。陣痛のタイミングでいきむように言われる。赤ちゃんの頭がハマった感じがしたらナースコールしてほしいと言われる。

やまっこ

この日は計画分娩の出産日と重なり、子宮口が全開になっても先生や助産師さんはたまにしか来れず……。キホン一人でひたすらいきみましたが、全く出てきそうになく……。この時間が一番つらかった。

6:00〜7:00 陣痛促進剤を使用。疲れ果てていていきんでも力が入らず。「帝王切開でもなんでもいいんで早く生みたいです!」と先生に懇願。次があるなら絶対に無痛分娩にしようと心に決める。

7:00〜 赤ちゃんの状態もあって吸引分娩が決定。一人がお腹を押して、一人が会陰を切開&吸引、もうひとりがサポートする3人体制へ。離れたところにモニターが設置され、さらに2人がスタンバイ。

7:30 渾身の力を込めていきむこと数回。ドゥルン!と赤ちゃんが出てきた感覚。泣き声。赤ちゃん元気と聞き、力が抜ける。

★出産!!!!!★

8:00〜 会陰の縫合、子宮の確認、赤ちゃんの確認。分娩台の下は血の海。(500mlほど出血したそう)

9:00〜11:00 主人と面会。全く動けないのでトイレの管を入れてもらう。貧血。LDR室で朝ごはん。(病院食だったがものすごい美味しかった!)

やまっこ

無事に生まれた安堵感が大きくて、会陰を縫っている痛みはほとんど覚えていません。

入院生活のアレコレ

個室が断然おすすめ!

昭和大学江東豊洲病院は事前に申し込めば個室に入れます。出産後は個室に移れました。個室代が+20,000/日で合計+80,000円と出費としては大きかったもののこれは個室にして大正解。

個室はシャワーとトイレ、洗面台、TV・冷蔵庫がついたタイプで、簡単なビジネスホテルのようなつくり。1日に1回清掃も入るためホントにピカピカでした。お部屋は文句なく快適!

やまっこ

手続きや、問診で1日に何度も人の出入りがありました。大部屋だと他の人の話し声がたくさんしたと思うので、気にせず赤ちゃんと過ごせたのがよかったです!

参考:デメリット(個室・大部屋問わず)

・シャワーは浴びれるもののバスタブがないため、足湯などをしたい場合は別途洗面器を持参する必要あり。(売店での販売あり)

・wifiは共用の休憩スペースでしか使用不可。

・外出は朝晩の1時間下の売店に行くことのみ可。(コロナ禍の影響)

やまっこ

個室は快適でしたが、外出できず面会も不可なので、ずっと個室で赤ちゃんのお世話。ストレスでほとんど眠れず……。しんどい時はひたすら窓の外を眺めていました。

タオルやパジャマは使い放題

タオルやパジャマは借り放題だったので、荷物が随分少なく済みました。

施設の一角に予備のタオルやパジャマが置いてあるエリアがあり、そこから自由に使用できます。赤ちゃんが寒そうな時はバスタオルを掛けてあげていました。

入院中は基本的に病院のパジャマで過ごしているので、日中の服も不要。荷物が随分少なく済みました。

ご飯はthe病院食

美味しいとまではいきませんが、温かいごはん+おやつを用意してもらえて、片付けもいらないのが本当にありがたかったです。

退院する前日の晩にはお祝い膳が出ました。生ハムやサーモン、コーヒーもあってこれまで食べられなかったので「し…しあわせ!!」と噛み締めていました。

基本母子同室だけど、預かってももらえる

出産後は基本は母子同室。ただ自身の検査やシャワー、休息したいときは新生児室で預かってもらえます。

(夜間の預かりですね!分かりましたー!と快く預かってもらえました。ほっ)

滞在中何日間かは夜間預かってもらっていました。退院後には夜間も赤ちゃんと一緒で、全然寝られない日々になったので、夜間預かってもらえることが本当にありがたかったです。

自身は事前に学んだ呼吸法や痛み逃しの方法は全く効果なく……。ただ大切だったのは体力と根性という昭和的な結果でした。汗

出産は一人ひとりドラマがあると思います。それぞれが納得する形で出産を迎えられることを祈っています♪